社長が知らない経理の実態

経理の日常業務は実は同じことの繰り返し

経理の日常業務は実は同じことの繰り返し

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経理の日常の仕事といえば、経費の精算や、請求書、領収書の整理。仕入先等への支払いのために銀行に振込にいったり、預金残高をみて小切手・手形を振出す。そして出納帳へ記入し、伝票起票もしくはパソコンへデータ入力をする。1日の終わりには金庫の現金を数えて、出納帳と照合して退社。毎日この繰り返しです。経理の日常は実にその8割がルーチンワークなのです。


コストは増え続ける

コストは増え続ける

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あなたの会社の経理の方は入社何年目ですか?多くの会社で、経理はベテランに任せっきりにしてしまっているところが多いと思います。たしかに、ベテランに任せておけばなんとなく安心ですね。しかし、実際は日常の業務である精算、支払、入力作業であれば、2、3年目の新人であっても、10年を超えるようなベテランであっても、作業の結果はほぼ同じなのです。2年も同じことを繰り返していれば、日常業務は確実に処理できるようになります。それに対して、給与はベテランになるにつれて上昇します。つまり同じ結果しか得られない仕事に対して、コストだけが増えているのです。


経理の本来の仕事とは?

経理の本来の仕事とは?

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そもそも、この日常業務は経理の本来の仕事ではありません。経理の本来のしなければならない仕事とは何か?2つあります。

①予算実績管理
前月までの実績を一刻も早く社長に報告することです。
報告が早ければ、次の一手を素早く打てます。

②資金繰り
社長の経営判断の基準は常にお金があるかないかです。
いま使えるお金がいくらあるかを常にわかるようにしておく必要があります。

それにもかかわらず、多くの中小企業の経理は日々のルーチンワークに追われ、経理本来の仕事が全くと言って良い程できていないのが現実です。

「経理合理化」とは?

「経理合理化」とは?

「経理の合理化」とは文字通り、経理業務の能率を上げるためにムダを省くこと。そして企業の生産性を高めることです。具体的には、経理をルーチンワークから解放し、経理本来の仕事である予算実績管理、資金繰りの仕事へシフトすることです。「儲からない経理」から「儲かる経理へ」改革するのです。ポイントとしては以下の4つがあります。

ポイント① 経理処理をスピードアップする

ポイント② 経理事務のコストダウンする

ポイント③ ルーチンワークから経理社員を解放する

ポイント④ 経理本来の仕事をする人材の育成する

「経理合理化」のメリットは?

「経理合理化」のメリットは?

①前月の業績が月初にはわかるようになる
おそらく経営者のみなさんの一番のストレスは、月次の業績が上がってくるのが遅いということだろうと思います。経理を徹底的にスピードアップさせ、翌月の5日にはおおまかな業績を社長に報告できる体制を構築します。

②安定した資金繰りが実現する
毎月、きちんと資金管理をする人間が育てば、高い精度で先々の資金繰りが見通せるようになっていきます。ドキドキハラハラ眠れない日が続く…。これ以上、そんな辛い思いをしないためにも、まず経理担当のルーチンワークを減らし、資金繰りを正確に把握して、社長をサポートできる経理社員を育てることが必要です。

③銀行対策になる
条件の良い借入れ交渉を行うためにも、貸し剥がしなどの致命傷を避けるためにも、会社の業績を銀行に知っておいてもらう必要があります。銀行にとっても、業績をいち早く報告してくれる会社は、中長期的に見て信頼感が厚くなる傾向があります。

④適切な節税対策が可能になる
月次決算が可能になりますので、決算の数ヶ月前から、着地点が高い精度で予想できます。したがって数多くの選択肢から、一番お客さまに適した節税対策をご提示できるのです。


経理合理化を提案する理由とは?

経理合理化を提案する理由とは?

経理の方は現在の会社、もしくは以前の勤務先の経理のことしかわかりません。つまり、他の会社がどうやって処理しているかは知りません。したがって、自分の仕事が効率的かどうかを客観的に判断すること、そして、自分自身で経理を合理化していくことは非常に難しいのです。
そこで第三者からの目線が必要になってきます。
当事務所では、貴社の経理が効率的であるか否かを客観的な目線から評価し、貴社にとって最適な合理化の方法を提案させていただきます。

『経理合理化プロジェクト』ウェブサイトへ